ブースターがやっと届いたので、早速設置を試みた。
DXアンテナの「CU43AS」である。
まずは、写真の増幅部(右側)と電源部(左側)のうち、増幅部をベランダ設置の地デジ・BS混合機をはずして、取り替えてみる。
つまり、地デジのケーブルを増幅部のUHF入力に差し込み、BSケーブルを増幅部のCS/BS入力に差し込む。
そして、出力端子から屋内への配線へと繋いでみた。
そして、1回のリビング・キッチンのテレビの受信レベルを確認する。
すると、何と!!
ブースターの威力大炸裂!!
これまでの受信レベルを地デジ、BS共に、大幅に向上することとなったのである。
キッチンのテレビが劇的に向上した様子
ブースター設置前 ブースターを設置後
このように、BS-15(我が家で、他のチャンネルと比べて一番レベルが低いチャンネル)のレベルが59から83へと向上した。
ブースター設置前 ブースターを設置後
次に、地デジであるが、D-5(BS同様、一番レベルが低かったチャンネル)のレベルも67~99へと爆上げ。
リビングのテレビはどうかと言うと、
ブースター設置前 ブースターを設置後
少し、数字が見えにくいけれど、BS-15が51から72へと向上した。
地デジは
ブースター設置前 ブースターを設置後
13CH(NHKEテレビ・・・一番感度の低いチャンネル)のレベルが、71~80に向上した。
キッチンのテレビとは、レベルの表示の仕方が違うのか、リビングのレベルが低いのかは、まだ分からない。
パナソニックによると、(丁度、我が家のリビングがパナソニック製である)
- 地上デジタル放送におけるアンテナレベル(または、信号品質)の受信の目安は「44以上」です。
- BS・110度CSデジタル放送におけるアンテナレベル(または、信号品質)の受信の目安は「50以上」です。
- 4Kチューナー内蔵ビエラ(HZ/HX/GZ/GX/GRシリーズなど)での4K放送におけるアンテナレベル(または、信号品質)の受信の目安は「54以上」となります。
とあるので、レベルとしては、十分すぎるほどみたいである。
これなら、ブースターの電源部は必要ないかと思っていたけれど、せっかくだから、試してみる価値はあるかなとも思った。
何しろ、キッチンのテレビとリビングのテレビでは、レベルの数値が少し違うので。
そこで、リビングのテレビのアンテナ端子を抜いて、電源部を間に繋げて、数値を測ってみた。
すると、地デジについては、数値は全く変わらなかったのに対して、BSでは、72だったのが71というように、どのチャンネルも、-1だけ低くなってしまった。
これでは、全く意味がないということがわかり、我が家の環境では、ブースターの増幅部だけで事足りたということになる。
以上で、アンテナ設置(移転)は、試しにという形で行ってみたが、うまく行ったので、ベランダ工事が終了しても、このままでもいいかなと思っている。
屋内の配線ケーブルがS5CFVという旧式のものと15年以上前のアンテナとで、BSの映りが心配であった。
しかし、一応BS/CS対応のアンテナだったので、CS放送も綺麗に映るし、NHKの8Kとスカパー!の4K以外はすべて見られるので(視聴料は必要だけど)、当面はこれで大丈夫かなと思う。
これは、電源部を付けなくてもいいのではのレベルである。