今年に入ってから、トラリピを始めた。
その流れを書いたページ
始めたきっかけは、稼ぐのが目的と言うわけではなく、保持している通貨がマイナススワップが付くようになってしまったことである。
何もしないでいると、日々少額であるが資金が減っていくのを解消するためであった。
週あたり、120円程度ではあるが、例え少額とは言え、資金が減るのを黙って見ているのは忍びないと思ったのである。
そこで、CAD/JPYのトラリピ(買いポジションのみ)を始めたわけである。
これで、一定の利益が発生するようになり、資金が減ることは解消されたわけであるが、初めてしばらく経って、この通貨もマイナススワップが発生するようになってしまった。
買ったポジションが、設定した価格まで上昇しないと、ずっとそのポジションを保有したままとなり、そのポジションに対してマイナススワップが発生することになってしまった。
そこで、買いポジションでも売りポジションでもスワップがゼロと言うAUD/NZDの通貨をトラリピすることにしたのである。
その後、紆余曲折があったのちに、私の関係する通貨は、どれもマイナススワップが解消されて、トラリピでは、取り敢えず少しずつ資金が増えていくだけの体制となった。
トラリピとは、通貨の価格が上がったり下がったりしている時に、その間の売買を繰り返すと言うものである。
従って、一方的に上昇あるいは下落が続けば、ポジションの決済がされないまま、ポジションのみが増えていき、含み損が解消されないままである。
いつかは、また価格は戻ってくるので、持ったままのポジションも決済されていくし、その含み損額も少なくなるので、ずっと待っていればいいのであるが、、、
それが、価格が高止まり(又は、その逆)が続くと、含み損を抱えたまま、決済もされないままで、不安な毎日を過ごすことになってしまう。
トラリピは、利益は確実に増えていくメリットもあるが、常に含み損を抱えていると言うデメリットもある。
そして、今現在が、そのデメリットの真っ最中である。
価格が一方的に上昇、あるいは下落したときの対処さえできれば、大丈夫と思っていたけれど、ちょっと気を抜いている時に、今の状況となってしまった。
来週の様子を見て、価格設定を変えるなり、他の方法も考えるなりしないといけないかなと思っている。
・・・含み損は、抱えている状態であって、実際に損金を計上しているわけではないので、そこまで心配しているわけではない。
また、今後まとめたいと思っているが、他の通貨で、スワップの利益がその含み損以上に出ていることと、日経225のトラリピの方でも利益は出ているのも大きい。
当初の目的であった、「マイナススワップで資金が減少するのを防ぐため」と言うのは、マイナススワップは解消されたので、必然性がなくなってしまっているし、利益を積み上げる設定にはなっていないので、そろそろ考えを改めないといけない時期ではある。