実家には、昔、キウイの木が植えてあった。
父がまだ元気な頃、裏庭に趣味で植えたものだ。
ところが、その生長の度合いがもの凄くて、見る見るうちにツルが太く大きく伸びて、すぐ側に植えてあった柿の木にまでまとわりついて、木が倒れそうになるほどであった。
そんなに生長した頃には、もう父は元気があまりなくなって、ほったらかし状態となっていた。
こんな感じになっていた。
やがて、柿の木だけに止まらず、付近の古小屋をも倒すような勢いだったので、その土地に隣接している家の人が心配になって、余計な枝を刈り取ってくれていた。
しかし、もう寿命なのか、扱いが悪かったのか分からないが、次第に刈れてきて、数年前に、私が全部刈り取って処分したはずであった。
ところが、根元までは掘り起こしたわけではないので、春になると、芽が生えて伸びてきていたのである。
以前のように、とんでもなく生長してしまっては困るので、大きくならないうちに、刈り取っていた。
しかし、管理さえきちんとすれば、さほど大きくならないで、我が家だけで食す程度なら大丈夫かもと思うようになった。
今年の春の様子を見て。
これは、5月中頃の様子である。
そこで、支柱を作ってみる。
その後、3週間ほど経過した様子は
ツルがぐっと大きく伸びてきていた。
周りに数本の木が立っているのは、かつてキウイを支えていた支柱である。
今回は、その補強を簡単にして、横棒にはわせるようにした。
これで、左右にはうようになってくれれば良いのだが・・・。
キウイの栽培の研究をしなければいけなくなってしまったが、妻がキウイが大好きなので、それも良いか。妻も暇なときに手伝ってくれると良いのだが。