我が家では、テレビを見ながら朝食を摂ると言う、あまり褒められた事ではないが、日課になってしまっている。一応気にはしているのであるが・・・。
今朝は、「はらぺこあおむし」の風刺画についてのニュースをしていた。
毎日新聞に載っていて、批判が出ていると言う。
その絵を見て、私が、
「風刺画とは、そう言うものだ。」
と言うと、妻は、
「自分で風刺の絵を描くのは自由だけど、はらべこあおむしを使って風刺するのがダメなんだよ。」
と、珍しく正論を言う。
そうだよなと心の中で頷いていたら、思い出したように話し始めた。
それによると、
冷蔵庫の中に入れていた「春菊」に青虫がついていた
と言うのである。
おかしいなあ。
ちゃんと丁寧に洗ったはずなのに。
と首を傾げていたら、昨日収穫したものではなく、そして、数日前のでもなく、
なんと、2週間以上前に間引きした春菊についていたと言うことらしい。
間引きは妻と一緒にして、その処理は妻に任せていたので、どのように処理をしたのかまでは知らないけれど、洗っていたような気もする。
ちょっと前の事なので、記憶が・・・。
洗わないまま冷蔵庫に入れたのかどうかは分からないが、青虫が居たことは確からしい。
気が付いたのは、みそ汁に入れようとして、冷蔵庫から取り出すと、何か緑黒っぽい粒がついていたので、よーく見てみると、一匹の青虫が居たらしい。
妻は、やっつけるのは可愛そうなので、つまんで外の草の上にそっと置いてやったと言う。
と言う事は、その時点では、まだ生きていたと。
それが、いつの話だったのかは聞いていないが、間引いた数日後の事なら、なんで今頃思い出す??と言うことにびっくりするし、、、
つい最近の話なら、そんなに長いこと青虫は生きていたのかと言う事にびっくりするし。
もし、前者だとしても、冷蔵庫の中で生きていた、しかも糞をすると言う事は、一定の生活を冷蔵庫の中でしていたことになる。
夏で暖かい環境の中で、冷蔵庫は、ちょうど良いお涼みの場所だったと言うのであろうか・・・。
片や、熱中症のニュースが多くなっている昨今、身体の弱さ?が気になるところであるが、この青虫の生命力について、少しの間語り合って、二人で共有できた朝の一幕であった。