16日になったので、お盆の祭壇の片づけを行った。
昨日の夕方に、お供え物だけは下げていたのだが、所謂仏送りとして。
昔は、近所の川に地域の人々が集まって、ろうそくと線香を立て、お供え物を流していたものだったけど、今はもうそれはできなくなってしまった。
我が家に持ち帰って、食用にするだけである。
昨年は、お供え物は、ネズミにかじられて、残念なことになっていたけれど、野菜等は、13日にお供えしてすぐに持ち帰っていたので、被害はなかった。
今朝は、お供え物以外の祭壇の片づけを行った。
始めに、位牌や祭事用具を仏壇にしまう。
提灯の片付け
まずは、防虫剤を提灯の中に入れて、袋を被せる。
祭壇布を外して、骨組みの片付け
これで、片付け終了。
昨年は、この時点で、ネズミの糞があちこちに散らばっていたが、今年は、ひとつも落ちていなかった。
少し前に、ネズミよけの置物を設置していたのが良かったのか、それとも、食べやすい野菜だけを早めに下げていたのが良かったのかは分からないけれど、取り敢えず、何も被害がなくて良かった。
ところで、以前から気になっていたのが、祭壇に飾る位牌と御本尊についてであるが、、、
お寺さんが言われるには、この御本尊は、大日如来と言って、お盆の祭壇に配置しても良いが、仏壇に置いたままでも良いとのこと。
それは良いとして、大日如来??
御本尊は、阿弥陀如来ではないのか??
と疑問に思っていた。
そこで、ちょっと調べたのであるが、大日如来と言うのは、真言宗の御本尊であり、天台宗は、阿弥陀如来と説明してある。
天台宗のお寺さんが、天台宗の実家の仏像を見て、大日如来と言われる。
如来像の見分け方について調べてみると、手の形でそれぞれ特徴があるのだそうな・・・。
← この手の形
さらに調べると、絵で説明してあった。
このうち,とくに上品上生印を弥陀定印(みだじょういん,禅定印)と,上品下生印を来迎印(らいごういん,らいこういん)といいます。
実際の阿弥陀如来像
このように阿弥陀如来には,九種類の印があるわけですが,わたしたちが普通よく目にする阿弥陀如来像は,禅定印と来迎印の像がほとんどです。坐像の場合は,禅定印・来迎印の両方の像があるのですが,立像の場合は,来迎印のみなのです。ですから九種類の印があっても禅定印と来迎印さえ覚えておけば,阿弥陀如来を簡単に見分けることができるのです。
と言う事で、我が家(実家)の御本尊様は、どうやら、阿弥陀如来の様である。
お寺さんには、あれこれ聞くことはできないし、私の中で納得したので、これで良しとしよう。