笑顔な毎日123

     趣味の充実と生活の工夫について

お墓掃除に行って 珍しいお客さんに逢う

今日は、お盆の初日。

これまで、その準備のために、お墓掃除を何回かに分けてやってきた。

 

特に、この季節は雑草が伸びるのが速く、1週間も経てば、かなり伸びてしまう。

と言うことで、昨日は、お盆前の最後の掃除に行ってきた。

花枝を立てて、雑草を抜いていたら、お昼になったので、自宅に帰った。

 

雑草などは、あと少し残っているけれど、まあ、だいたい出来たから、明日お墓参りの時に残りをささっとしようかとも思っていたが、、、

 

夕方になって、やっぱり、お盆前にちゃんとしておかないとね・・・と、またお墓に向かった。

そして、雑草や枯れ木の処理をしていたら、普段は聞こえるはずのない話し声が聞こえてきた。

 

墓地は、山奥の細い道を上った場所にあり、付近に民家はなく、めったに人に出会うことはない場所である。

 

声がだんだんと近づいてくるので、声の方を振り返り、その姿が見えた瞬間、挨拶をした。

 

すると、

「やっぱりそうだったか!?」

と言いながら、あれこれ説明をされた。

 

どこかで見覚えがあるお顔だなあと思っていたら、なんと、父の葬儀のときに親族代表でご挨拶をしていただいた方だった。

 

やっぱりと言うのは、実家に立ち寄って、道具を軽トラに積んでお墓の向かうとき、近くに1台の乗用車を止め、老夫婦がドアを開けて降りているところにすれ違ったのだった。

 

運転するわたしを見て、何か声かけをしているようにも見えたが、思い違いかも知れないと思って、お墓まで来ていたのだ。

 

その老夫婦が、その方々だったと言う訳である。

 

車で2時間近くかけて、わざわざお越しいただいたと言うことで、それも、このお墓に訪れるのは、父のお葬式以来と言うことだそうだ。

 

わたしが、たまたまお墓の草が気になっていなかったら、お会いすることもなかったであろう。

 

わたしも、このご夫婦とお話をするのは、お葬式以来で、今回が2回目だった。

おそらく、今後も当面お会いすることはないだろうし、もう年齢的にもお話する機会は、これが最後になるのかも知れない。

 

亡くなった父とは従兄弟にあたる方で、わたしの知らない父の一面も聞かせていただけて貴重な機会が得られたと言うものだった。

 

 

昨日の予報では、今日は雨模様の様子で、お墓参りも一苦労かなと案じていたが、今朝になってみると、雨は降らずわりと良い天気の予報に変わっていた。

 

午後からお供えを買ってから、お墓参りをしようと思っている。