先日、アゲハの幼虫について書いたばかりだが、、、
それが、大変なことになってしまった。
事の発端は、、、
このキンカンの木に、たくさんのアゲハの幼虫が育っていたのであるが、
その木に、小さなハチがとまっていたと言う。
妻が見つけた。
多分、アシナガバチかと思うが。
それで、ハチとくれば、ハチを退治するスプレーで・・・
と言う発想になるわけであるが、
そのハチを見つけた妻が、玄関から、「ハチのスプレーを取って」とわたしに言う。
すぐに、物置から取り出して差し出すと、妻は
キンカンの木に向かって、スプレーを吹きかけたようである。
(その様子は、わたしは見ていない)
それから、数時間後、キンカンのアゲハの幼虫を観察に行った妻が言った。
「アゲハの幼虫が、下に落ちてる!!」
わたしは、咄嗟に思った。
スプレーにやられたんだと。
妻は、下に落ちていた数匹の幼虫を拾って、カゴの中に入れ始めた。
そして、葉っぱと一緒に添えて、家の中に持ち込んだ。
しかし、全く動かないもの、ゆっくりと微かに動いているもの、
完全に死んでいるもの、いろいろであった。
「ハチに向けて、スプレーをしただけなのに、なんで??」
と、妻は言うが、
「直接、幼虫には当たってはないけど、細かい霧のような物が、あるいは、においだけで弱ってしまったんじゃない?」
と、わたしの推測。
結局、カゴに入れていた幼虫は、すべて死んでしまった。
これで、キンカンに生息していたアゲハの幼虫は、全滅かと思われたが、、、
なんとか、生き延びたものもいたようだ。
妻は、あとで、庭の片隅にお墓を作ってあげたようだ。
妻のショックは、相当なもので、かなり落ち込んでいた。