農作業で実家の畑に行くと、週に2回は出会っていた、ご近所のご老人。
私が実家の駐車場に車を止めていると、すぐ側の軒下に腰を下ろしたまま、私にぺこりと頭を下げて、挨拶をしてくださる。
2,3年ほど前から、デイサービスに通うようになったと言っていた。
だいたい、朝の9時前後に実家に行くので、ちょうどお迎えの時間と重なっているようだった。
ときには、話を交わして、私の事もよく覚えてくださっていることが確認出来ていたが、最近とんと見かけなくなっていた。
最後に見たのが、10月頃だったような気がするので、もう2か月くらいになろうか。
週3日ほどデイサービスに通っていると言っていたが、どうされたのだろう?
寒くなったので、外に出づらくなったのであろうか。
私の父もデイサービスに通っていた頃は、夏冬関係なく、外に出るのが億劫になることは全然無かった。
大声でわめく人がいるから行きたくないと言っていたことはあったけど、それも2回程度で休んだことはなかった。
まあ、人それぞれだとは思うが、この方は買い物に出かけるのに、3キロ以上も歩いて出かけているのを何度も見たことがあるくらい元気なので、寒さで弱るとは考えにくいのだが。
それとも、体調が思わしくなくて、通えなくなってしまったとか?
いや、もしかして、デイサービスはもうやめて、施設に入居されたのであろうか?
この方には息子さんがいらっしゃって、話を何度かしたことがあるが、わざわざ、どうされたのか聞きに行くのも気が引ける。
かえって、気を遣わせてしまうと思うし。
因みに、年齢は80代半ばくらいだと思うが、前回お見かけしたときは、さほど腰が曲がっているようには見えなかった。
まあ、そのうち、「久しぶりですねえ。」とあいさつできることを期待したい。