笑顔な毎日123

     趣味の充実と生活の工夫について

主のいない畑

我が家の実家のすぐ近くに小さな畑があり、少し離れた家のおじさんが毎年ナスとかキュウリとかを育てていた。

 

去年までは、ときおり作業中に世間話をしたり、暇なときには、飼い犬の散歩に出掛ける姿をお見かけしていた。

 

その畑は、野菜が終わったら、いつも雑草の処理をして、きれいな畑にしてあった。

 

ところが、最近は実家に行っても、まったくお見かけすることがなくなってしまい、

同時に畑もほったらかしになってしまっている。

こんな様子で、草ボウボウなのである。

 

おじさんは亡くなったと言うわけではなくて、身体が元気には動かなくなって家でゆっくりされているだけなのかも知れない。

 

ところが、その家には、息子さんがご夫婦で一緒に暮らしておられると言う。

絶えず、車が出入りして、生活は普通にされているみたいである。

 

せっかく、父上様が大事にされてきた畑を、ほったらかしにして草ボウボウになってしまって、何とも思わないのだろうか。

 

それが、家から離れて遠くの場所にあるのなら、仕方ない面もあるのだが、

ほぼ敷地内と言える場所なのに・・・。

 

きっと、おじさんは心配されているのではないか。

 

わたしも、実家から離れて暮らしているが、そんなふうに思われないようにとせっせと畑仕事をして、農作業の時期でないときにも必ず草刈りに定期的に赴いている。

 

今後とも、わたしが元気なうちは、頑張って続けていきたい。

 

数年後?には、我が子たちは・・・。

 

まあ、将来のことまで心配しても仕方ないか。