今朝のテレビを見ていて思ったこと
アメリカ大統領選挙についての報道一色となっていたが、
結局どちらが当選するのかまったく分からないという状況は
致し方ないとして、以前からそうなると予想はされていたし。
そこで、一つ気になった事は、アメリカのメディアは、この選挙関連の放送に関して、全く中立ではなく、どちらの陣営を応援し、また他方をこき下ろそうが自由である。・・・と言う事らしい。
しかし、両者が拮抗して報道されているのではなく、ほとんどが民主党よりで、共和党支持で報道しているのは、限られているらしい。
それもどうかなとも思ったが、問題はそれではない。
アメリカの無法ぶりに対して、我が日本は中立であると自慢げに言っていた。
確かに、政見放送とかは、主要政党の時間配分等は議員数の大小に拘わらず、平等に扱われているように見えるけれど、その他の普段の各局での報道ぶりは、野党の一方的な言い分を、さも(与党が悪いから当たり前的に)当然げに垂れ流している様子はいつもの事である。
これをもって、日本のメディアが公平だと言っているのを見て、お笑いぐさでしかないと思ってしまうのは、私だけなのであろうか。
メディアは政治に対してのチェック機関としての役割を担っていると堂々と言っているのは、なるほどと思わせる言葉ではあるが、果たして旧民主党が政権を取っていたあの2009年からの3年ちょっとの間、政権のチェックをしていたのか?はなはだ疑問である。
自民党政治を変えるというただ一点で、成立した民主等政権に対して大喜びのメディアは、当時の政権の数々の失策を正すことに力を入れていたのか?
安倍政権になってから、本来の政治のあるべき姿に良い方向に変わっていったのを、昔から連綿と続いてきていた反自民報道に戻っただけではないのか。
今日の国会中継を見ても、また野党のどうでもいい内容の質問で、質問者が変わればまた同じ内容の問答を延々と続けるつもりなのであろうか。
政府の姿勢は一環として変わっておらず、どのように上手く答弁の矛盾を導き出そうとしても、堂々回りなのは分かっている筈である。
視聴者は、「蓮○、その通りだ!! 政府はしっかりしろ!!」
とどれだけの人が同調しているのかと思っているのは私だけか。
無駄な時間と金をどぶに捨てているだけにしか見えないのである。
メディアは昨日も、特定野党の主張を自慢げに取り上げていたが、○元さんの話は聞き飽きた。
私は、どちらかと言えば、今の政府の考え方を支持している立場であるが、右寄りだとは思ってはいない。
まあ、みんな右か左か中立かのどれかに入るのだろうけれど、私を含めてほとんどの人は自分は中立であると思っているに違いない。自分から見て、少しでもずれていれば、あの人は右寄り(左寄り)に見えるだけである。
だからと言って、あの人はダメだとかではなく、そういう考え方もあるのかと思えるような心のゆとりを持って生活していきたいものだと思っている。
けれど、今のメディアが中立な放送を心がけているとは決して思えない。