我が家のオーディオコンポは、40年近く前の製品である。
レコード部は、昨年の秋頃、回転異常で使えなくなってしまい、また、スピーカーも以前から左右の音声出力が極端に違いすぎて、バランス調整だけではどうしようもないほどになっていた。
今年になってから、レコード部を分解していろいろとつついてはみたけれど、全く治らず、古くなって壊れてしまった状態と判断した。
そこで、なんとかスピーカーだけでも活かしたいと言うことで、ネットで安いアンプを購入して繋げてみようと画策していた。
しかし、レビュー欄を見ても人によって評価が分かれていて購入していいものかどうか悩んでいた。たんさん種類があったので、、
11月に入ってから、いろいろと新しいことに挑戦(工夫)している流れで、思い切って購入してみることにした。
LEPY Bluetooth パワーアンプ小型
45W X 4チャンネル USB/SDカード再生可 Hi-Fiステレオデジタルアンプ 高性能FM 高音質 家庭用 カー アンプ 重低音 リモコン付き LED液晶 12V 5Aアダプター付属
というもので、カーアンプというところに引っかかって悩んでいたのである。
早速、2階のシアタールームに設置してみた。
こんな感じで、スクリーン手前のサウンドシステム(中央部)の両サイドに配置してある黒いスピーカーが不具合のオーディオコンポのものである。
(6Ωで60W×2)で、音響に疎い私からすれば、まずまずのものではないかと思っている。
今回のアンプの置き場所は、確定ではないけれど、操作しやすいように中央に置いてみた。
USBを差して、音を確かめているところ。
差して直ぐに、中に入っている音楽を読み取って、大きなサウンドが流れた。
「TREBLE」と「BASS」のつまみで、高音、低音の調節ができるようになっているが、初めから最大の位置になっていた。
さすがにそれはと思って、メモリはないけれど、10段階でいうと7,8あたりにしておいた。
ボリュームは、本体のつまみで調整するけれど、その上に更にリモコンで調整する2段階方式となっていて、どちらも最大にすると結構大きな音が出ることがわかった。
ブルートゥースも利用可能で、スマホでユーチューブを流してみることにした。
「MODE」で、「BLUM(ブルートゥース)」に切り替えて、スマホのブルートゥースをオンにすると、すぐにペアリングされた。
試しに、音楽を流すと綺麗に再生された。
たまたま、
ユーチューブのトップに入っていたのは、
AKBの「ギンガムチェック」だった。
もう一つ、最初の写真に写っているCDラジオデッキで、CDとAM/FMも再生してみたけれど、デッキの置き場所が悪くて、微妙に周波数が合わず、少し雑音が入ってしまう。
置き場所を考えないといけない。
因みに、このアンプ単体でFMが再生できるらしいが、レビューには、日本の周波数には対応していないと書かれていたので、確かめてはいない。
今回、USB、CD、ラジオ、スマホのブルートゥース接続が、結構大きなサウンドで綺麗に再生されていたので、大満足である。
これで、5000円弱なので、買って良かったと言うことだ。
唯一不満な点は、リモコンで設定を変えるとき、たとえばボリュームを上げ下げするたびに、ピッと音がする事である。
小さい音なら気にならないけれど、これが、スピーカーを通して割と大きな音が出てしまうので、こればかりは何とかならないか?と思う。
まあ、CDデッキ、スマホ、USBでの音量レベルを予め統一しておけば、ボリュームをいじることはないし、どうしても気分で音量を変えたいなら、本体のボリュームのつまみで調整すれば、ピッという音は鳴らないのだから、あまり影響はないか。
後は、何でもそうであるが、耐久性の問題だけである。
そして、最後に残ったのが、レコードがまだ使用できないと言うこと。
こうして、新しいアンプの導入で、オーディオコンポが復活したので、さらにレコードもと夢は膨らむばかりである。