壁面の取り壊し
昨日から、バルコニーの工事が始まり、まずは、壁面の取り壊し作業を行った。
取り壊しだけで、2,3日かかるものと予想していたけれど、4,5時間で終わってしまった。
解体作業を少し見せてもらったけれど、壁の中はほとんどが空洞になっていて、約1メートル間隔に縦に柱が立ててあり、それにビニールシートでカバーをした上にパネルを貼っただけという単純なもので、それを解体するだけなので、そんなに時間はかからなかったのである。
そんなに簡単な構造になっているとはつゆ知らずであったが、考えてみれば、家の中の壁も基本的には同じようで、中の枠組みは木材で構成され、それに薄い板を貼り付け、その上にクロスを貼って仕上げているので、基本的には同じかと思った。
バルコニーの床から撮った写真であるが、何とも寂しい姿となっている。
問題発生
さて、問題はここからである。作業の予定では、壁の中の木材については再利用ができることを前提に考えていたらしいが、写真の通り、木材は1本も残っておらず、すべて解体されている。
もともと、壁面の塗装がはがれていたのは、中に雨水がたまり、水が抜けないまま長時間放置状態が続いていたことから起こった現象で、壁の内部が一部腐っていることは予想されていた。
しかし、腐っているのはあくまでも一部で、再利用できる木材もあるだろうとの見解だったのである。
予想に反して、ほとんどの木材がぼろぼろに近いほどの痛みようということで、全取っ替えということになってしまった。
金額が、、、
つまり、費用が嵩むということになる。
まだ、金額は提示されていないけれど、こればっかりはしようがない。
できる範囲で良いものに仕上げてもらうことを願うしかない。
それよりも、壁の傷みようからすると、そのまま放っておいたとして、布団などを干しているところで、壁が崩れて布団とともに地面にたたきつけられて大けがをする可能性もあったわけである。
布団と一緒なら、クッションになって助かるんじゃネ?みたいな冗談を言ってはいられない。
金額はどの程度になるかは、月曜日以降になるが、提案されるままに受け入れるしかないであろう。