箱根駅伝、史上初“無観客”が選手に与える影響は? 山上り経験者が語ったリアルな心情
箱根駅伝は、日本の正月の風物詩として長く愛され続けてきた。97回目を迎える今大会、史上初めて“無観客”で開催され、出場チームも声掛けや円陣が禁止となった。例年とは異なる環境の中で戦うことを余儀なくされる選手たちには、どんな影響があるだろうか――。
今年無観客を経験した選手たちのリアルな声
大会を主催する関東学生陸上競技連盟は「応援したいから、応援にいかない。」をキャッチコピーに、スタート・フィニッシュ地点、中継所、コース沿道での観戦自粛を呼び掛けている。 いわゆる観戦料を取った上での動員ではないため、「禁止」「中止」という措置ではなく、あくまでも「自粛要請」にとどめざるを得ないが、開催地である東京・神奈川が連日のように過去最多の感染者数を出しているこの状況であれば、限りなく「無観客」に近い形で開催されることは間違いないだろう。
配信 以後略
以上開催前の記事であるが、往路は、「創価大」の優勝で、予想とは違う盛り上がりを見せている。
テレビの画面を見てみると、無観客と言いながら、沿道にはたくさんの応援する人たちが溢れている。
これまで、毎年沿道で声援を送ってきた人たちも開催自体を楽しみにしていたに違いない。
応援自粛と言っても、やっぱり頑張っている学生さんたちを間近に応援したいという気持ちはみんな同じである。
3密を避けて、感染予防に気を使いながら声援を送ることは、頑張っている選手たちへの大きな励みになる。
こうして頑張っている学生さんたちが将来の日本を造るのだと、そこまで思っている人はそんなに多くはいないかも知れないけれど、選手も沿道の人も一体となって日本の将来を夢見ているのだと思うと、じいーんと来てしまう。
一概に応援自粛をしていないテレビに映っている沿道の人々を批判する気にはなれない。
テレビで見ている我々と、実際に生で目の前で頑張って走っている姿を見て応援している人たちとの温度差はあまりにも大きい。
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