テレビの音が聞き取りにくくて、ついつい音量を上げてしまうのが、ここ最近の事ではなく、もう10年近くになろうか。
さすがに妻に音が大きすぎると注意されて、気をつけるようにしているのだが、特にドラマなんかの言葉が聞き取れないことが多い。
そこで、妻に
「今、何と言ったの?」
と尋ねると、
「ちょっと分からなかった。」
となってしまう。
最近は、妻も私も耳が遠くなってしまっているのだ。
それでも、私よりは良い方かも知れない。
そこで、イヤホンをつけてみることにした。
ちょっと使いにくい、ワイヤレスイヤホンを利用して
このイヤホンは、性能は良いのだけど、新しいパソコンにだけしか使えないので、少し使い勝手が悪かったのである。
そして、2階の部屋にホームシアターで使っているブルートゥース送信機を付けたり外したりするのは面倒なので、同じものを購入するかと迷っていた。
2~3千円するので、使う機会もそんなにないのに、買うのは勿体ないと思って躊躇していた。
ところが、数年前に購入していて、使用できなかった送信機があることを思い出した。
これである。
使用できなかったので、諦めて、今使っているものに買い替えたのだった(確か)。
そこで、本当に使えないのかと確かめてみた。
電源は入るが、音を飛ばせない(あるいは、飛ばすことはできても受信できない)のは、変わらなかった。
やっぱりダメかと諦めようとしたが、それでもと思って、接続コードを別のものにしてみた。
すると、なんと機能するではないか!!
結局、使用できなかった原因は、イヤホンジャックに差し込む接続コードが壊れてたのだった。
こうして、テレビのイヤホンに繋げてみると、さきほどのワイヤレスイヤホンがしっかり利用できることが分かった。
テレビの設定で、イヤホンのみの音声と同時音声と切り替えられるので、一人で見るときは、イヤホンのみ(テレビ本体との音ずれがある)で使用し、妻と一緒に見るときは、同時音声でと使い分けることにした。
まだ、妻がいるときには使用していないけれど。