今朝何気なくテレビを見ていたら、ファクターXについて紹介されていた。
コロナで、日本人は死者数が欧米に比べて少ないと言う。
これには、日本人特有の要因があるのではないかと言われていたが、とうとう解明されたと言う内容だった。
日本人に多い「特定の免疫タイプ」が関係している可能性があると言う。
それは、HLA-A24と言う免疫タイプだと言うことらしい。
数分間、グッドモーニングで紹介されていたが、あまり良く分からなかった。
そこで、ネットで調べてみると、次のような記事が載っていた。
理研がコロナの「ファクターX」一部解明 オミクロン株に効果か
と題した記事は、
研究チームは、日本人の約6割が持っているが、欧米人は1~2割しか持たない「A24」という免疫タイプに着目。このタイプの細胞が新型コロナに感染した際、細胞表面にどのような種類のペプチドが表れ、それらにキラーT細胞が反応するか分析した。
その結果、「QYI」というペプチドにキラーT細胞が効率的に反応することが判明。同じ免疫タイプで新型コロナ未感染の人の細胞を採取しQYIを投与すると、83・3%でキラーT細胞が反応し増殖した。これらから、日本人の新型コロナ感染者に重症者などが少ないファクターXは、この免疫タイプの多さが要因の一部だと結論づけた。
うーむ。
分かったような分からないような・・・。
オミクロン株も感染が拡がっているが、重傷者や死亡者は恐れられていたほどではないと言う。
このファクターXが本当に解明されたとしても、感染予防は、ワクチン接種と従来通りのマスク・手洗い・3密などの個々人が気を付けなければならないことは変わりがない。