笑顔な毎日123

     趣味の充実と生活の工夫について

2年遅れの法事を行った

昨日は、このところの懸案であった法事を行った。

本来なら、おととし2年前に行うはずであったが、コロナの影響で延期していたのだ。

 

今年の開催を決めた時期は、まだ感染者数はここまで多くはなくて、我が県や地域もごく少数であった。

 

ところが、法事の日が近づいてくるにつれて、我が地域の感染者数も増えてきていたが、一度決定したことを今更覆すことはできないと思った。

 

ごく限られた人数だけなので、まあやってしまおうと言う事である。

来年のこの時期に、またその後もどうなることかも分からないし・・・。

 

さて、10日程前に、棚経があり、同じお寺さんにお越し頂いたのであるが、棚経のときには、感染者が多くなってきていたこともあり、本来なら祭壇の前で拝んでいただくところ、

「このご時世ですので・・・」

と言って、部屋にはあがらず、窓越しに拝んでいた。

・・・ほかの家庭にも回らなくてはいけないので。

 

しかし、今回の法事では、しっかりと祭壇の前で拝んでいただけた。

拝む前にも、ひとしきり世間話やら、説法を時折挟みながら、始める前も結構時間を取ってくださった。

 

それでも流石に感染対策と言うのか、お焼香は省かれた。

長いお経が続いていて、そろそろ焼香になるのかなと思い、祭壇の前まで足がしびれて動けないようではまずいと、早めに足を崩していたのであるが、、、

 

それと、集団でお経を唱える部分も、お寺さんおひとりで唱えられていた。

 

この日は、朝から天候が不安で、途中から雨が降らないかと外の天気ばかり気にしてキョロキョロとしていたが、家の中での儀式の間は何とか大丈夫であった。

 

家から、お墓までの道のりが、細い山道で、上っている最中も曇り空で、いつパラパラと雨が落ちてきてもおかしくない様子であった。

 

しかし、いざお墓の儀式が終える頃には、だんだんと晴れ間がのぞいてきていて、終了時点では、お墓に光が差してきた。

 

法事のご本人が微笑んでくれたと言うことなのであろう。

 

そんなこんだで、感染対策に気を使われた法事であったが、だからと言って、時間が短縮されたわけでもなく、お墓から帰ってもう一度祭壇の部屋に戻ったあとも、わりと長く話をしていただいた。

 

と言う訳で、ずっと懸案だったことが無事終了して、ほっと安堵したのである。

 

お寺さんがお帰りの後、ゆっくりと食事をして昔話で盛り上がっていたが、しばらくすると、かみなりとともにザーザー降りの大雨に変わっていた。

 

まあ、なんと言うタイミングの良さであろうか。

雨の予報が出ていたのにも関わらず、法事の最中には全く降らなかったのに、行事が終了するのを待ってましたとばかり、大雨になるとは・・・。

 

30分ほど経つと、小雨に変わったので、お客さんも車で帰っていただいた。

 

これまでの準備等含めて、忙しくして、結構疲れたのであるが、気持ちは晴れ晴れとなったと言うものである。