我が家から実家に向かう途中で、道路工事が始まったのが、はっきりと覚えていないが、夏の初め頃だったか。
いわゆる拡幅工事と言うもので、曲がりくねった田舎道を幅を広げてスムーズに走れるようにすると言うものである。
それが、今朝通ってみると、完成していた。
そう言えば、昨日通ったときには、半分だけアスファルトになっていた。
つい、3,4日前までは、いつになったら完成するんだろうと疑いの目で見ていたのであるが。
だが、ほんとうの完成なのかはまだ分からない。
まだ、工事の標識は立ったままであるし、
工事の車両は、数台置きっぱなしである。
7月頃だったか、工事をしている人に車から尋ねたことがあった。
「いつ頃完成の予定ですか?」と。
すると、
「予定では、9月中の完成だけど、多分もっと時間はかかるだろう。」
と、言っていた。
この道路の拡幅工事は、わたしが実家に通い始めてから、(10年ほど前)
今回で、確か4回目の工事である。
もちろん、場所は変わってはいるが。
その度に、工事の予定は遅い方にずれていたのであるが、今回は、まったく予定通りに完成した形になっている。
これまでのことを考えると、驚くことではある。
しかし、拡幅工事の行き先は、
まだ、細い道がしばらく続いている。
また、時期を変えて、この先の工事が始まるのは目に見えている。
道路が広くなるのは良いことではあるが、最初に広くなったときから、それまではほとんど通ることのなかった大型のトラックが頻繁に通るようになって、静かだった実家のあたりもトラックの通過音がうるさくなってしまった。
これで、また通行量が増えないことを祈るだけである。