毎朝、実家の畑に水やりをしに出かけていると、決まって出会うのが毛虫である。
4月に入ってからと言うもの、少しずつ数が増えてきていて、約3kmの道中で、10匹程度見かけるのである。
それが、今日は数が2倍程度に増えていた。
朝、8時半くらいにその道を通ったときには、やはり10匹程度であったのが、30分ほど作業をした後の帰り道には、20匹くらい見つけた。
そのうちの1匹の様子をビデオに撮ったので、紹介する。
不思議に思うのであるが、毛虫たちは、
①集団では行動しないで、1匹ずつ自分だけの動きをする。
②道路を、ほぼ一直線に、しかも斜めではなく垂直に横断する。
②決して引き返すようなことはせず、一目散に進む。
ように見える。
この道は県道で、時間帯にもよるが、割と車は通る方である。
見かけた数匹の毛虫の中で、3割程度は車に轢かれたのであろう、ぺしゃっとなって道に張り付いたようになっている。
今日は、車から降りて、様子を観察していたのであるが、、、
車が毛虫のすぐ側を通り過ぎて、毛虫が風圧に飛ばされてひっくり返ることがままある。
それが、死んでしまったのかと思って見ていると、2,3秒後に動き出し、また進行方向に進み出すのである。
ところが、1匹だけ、逆方向に進んで(舞い戻る)しまった毛虫がいた。
おそらく、吹き飛ばされそうになったショックで方向を見失ってしまったのであろうか?
まあ、そう言う毛虫もいるんだと・・・。
おそらくであるが、その舞い戻ってしまった毛虫も、
「あれ? ここさっきのとこじゃん!」
って気がついて、もう一度、道路を横断していったに違いないと思う。
できれば、車に轢かれずに無事渡りきれていたら良いのになと思った。
私は、ムカデとかヘビでないかぎり、毛虫は轢かないように避けて通るが、普通の人は毛虫が横断していることさえ気がつかずに、通り過ぎている人がほとんどではないかと思う。
わざわざ、お、毛虫だ。これは轢いてやれ!と言うように考える人はいないでほしいなと思うが、どうなんだろう。