こたつに身体半分潜り込んでテレビを観ていたときである。
足のあたりで、何やらモゾモゾとするものを感じ、そこを手で触ってみると、、、
少し膨らみがあった。
も、もしや・・・
と思って、そこを手で押さえたまま、ズボンを下にずらしながらめくってみた。
すると、恐れていたとおり・・・
カメムシが元気に足を動かしていた。
押さえた手を放すと、逃げてしまいそうなので、そのままの姿勢で、足を引きずるようにしてティッシュの箱のある場所まで移動する。
そして、一枚だけティッシュを取り足して、カメムシを優しく捕まえた。
強くすると、あの、強烈な匂いを発散させて、さらに状況が悪化するからだ。
柔らかく包み込んで、水道から水を垂らす。
ティッシュが全面水に濡れたところで、ゴミ箱に捨てた。
これが、いわゆる「水攻め」そして、「溺死」作戦である。
最初に見つけたとき、近くにいた妻に、
「うわ、カメムシが・・・」
と伝えると、、、
「ギャー、こっちに来ないで!!」
と言われてしまった。
まるで、わたしがカメムシみたいじゃないか!?
ゴミ箱に捨てたあとも、少し匂いはしていたが、しばらくすると、ほとんど匂わなくなったので、対処の仕方に間違いがなかったとほっとしているところである。
しかし、今朝、パジャマからズボンに履き替えてから、5時間近く経っているのに、それまで気が付かなかったとは・・・。
カメムシもこたつの暖かさによって、起きて活動を始めたのであろうか?