笑顔な毎日123

     趣味の充実と生活の工夫について

初夢

初夢を見た。

 

ある会場で、小さな少女が演説をしていた。
まだ幼いので、それを保護者らしき人が解説をしている。

 

わたしたちは、最初は物珍しさも手伝って、聞き入っていたが、
少しずつ、わたしが知っている物事とは違った内容の話になってイライラしていた。

 

横で聞いていた妻が、小声でブツブツ言っていたが、とうとう意見を述べ始めた。
「それは、おかしいんじゃ・・・?」

わたしは、それを制して、
「待って、最後まで話を聞いてから、反論しよう。」
と言うと、妻は口をつぐんで、不満げにしていた。

 

ところが!!
解説していた保護者らしき人が、わたしの「反論」と言う言葉が気にいらなかったのか、わたしをじっと睨んで、話を続けていた。

 

さっきまでは、わりと冷静に話をしていたが、何やら、一方的な考えを述べ始めたのが分かった。

世間の常識(私が勝手にそう思っていた考え?)とは、かけ離れた考えを連発し始めたのだった。

 

彼らの主張を要約すると、、、
アメリカなどの欧米は、素晴らしい社会を形成していて、これからどんどん伸びていくであろう。それに比べて、日本は遅れていて、どうしようもない・・・みたいな。

 

どうも、偏った考えの基に日本社会を卑下していただけのように感じたのである。

 

わたしは、我慢できなくなって、質問しようとした。
すると、その少女が訳の分からない歌を歌い始めたり、泣き叫んだりして質問を妨害するようになる。

 

明らかに、わたしにしゃべらせないために足掻いている様子に受け取れた。
そうやって、逃げに走った彼らであるが、とうとう時間になってしまい、催しは終了となった。

 

わたしは、何としても言い返しておかないと、世のためにならないと判断して、帰ろうとする彼らに近寄った。

そして、やっと、解説していた人に食い下がって、わたしの意見をぶち上げた。

 

あなたたちの意見は、一方的な考えの基に偏った意見を述べているに過ぎない。
ほんとのアメリカは、そんなんじゃなくて、不平等で格差の激しい社会なのだ。

その点、日本は劣っている面もあるかも知れないけど、競争力のある分野もあり、もっと自信を持つべきだ・・・と。

 

わたしは、言葉に冷静さにかけた部分があったが、言いたいこと(言うべきこと)をしっかりと伝えることができて、不満を解消し、すっきりしたところで目が覚めたのだった。

 

初夢にしては、あまり良い内容ではなかったけれど、すっきりした形で終わって良かった。

 

この夢は、『自分が正しいと思ったことは、躊躇せず、事を進めていきなさい』と言う暗示なのかなと思うようにした。