笑顔な毎日123

     趣味の充実と生活の工夫について

三保の松原に行ってきた

東京でイベントがあった帰り、静岡県の「三保の松原」に行ってきた。

ここは、三保海岸から富士山の姿が望める絶景の地として有名で、天女の羽衣伝説として語られることもある。

 

新幹線で、静岡に向かう途中、見事な青空が窓の外に拡がり、さぞや綺麗に富士山が観られるだろうと期待は膨らむ。

 

三島駅で降りて、東海道線に乗り換え、清水駅に到着。

そこからバスに揺られ、「三保の松原入口」で下車。

 

入り口とあるだけに、降りたらすぐに海岸かと思いきや、随分と歩くことになった。

地図は持っていなかったので、こっちかなあと勘を頼りに進んでいくと、

「御穂神社」が見つかった。

 

ついでに、立ち寄りたいなと思っていた場所である。

そこは、小さな神社であるが、由緒ある場所らしいので、お参りして、健康安全を祈願したついでに、お守りを買っておいた。

 

そこほ反対側に出ると、神の道とやらの細長い道が海岸へと繋がっている。

 

そして、いよいよ三保海岸に出て、富士山を望む景色の絶好の場所を探して彷徨う。

 

ところが、方角的にはそうに違いないと言う場所には、富士山らしきものは見つからない。

 

10分ほど歩き回ってみたけれど、遠くに見えるのは、厚い雲ばかり。

 

こんなに空は天気が良いのに、遠くの方では、雲がかかっている。

 

時間帯悪かったのかなと諦めて帰ろうとしたが、浜に出る直前の場所に、こんなものがあった。

生まれた「月日」による運勢を占うらしい。

 

代わりと言っては何だが、自分の誕生日のお神籤をひいて、茶屋に戻り、あまりにも暑かったので、ソフトクリームを食べる。

 

すると、そこのお姉さんと富士山の見え方の話をしていると、すぐ近くに松原の展示館があるので、そこを是非立ち寄ってみてと言われ、その屋上からも富士山が見えることを教えていただいた。

 

さっそく、展示品等を見て屋上にあがると、松の隙間から微かに富士山の頭が雲の上に覗いているのを発見する。

 

すぐに、さっきの茶店に戻って、お姉さんに報告すると、それなら浜でも見られるでしょうと言うので、さっき見た場所に戻ってみた。

 

すると、

写真では見えにくいが、肉眼ではっきりと頭の部分だけが綺麗に覗いていた。

 

これで、三保の松原に来た甲斐があったと思って、微笑みながらその場所をあとにした。