我が家(実家)には、今年もツバメがやってきて、少し騒がしくなっている。
ツバメが巣を作ると言うことは、縁起が良いこととされているようで、子供の頃から、むやみにツバメに危害を与えるようなことをしてはいけないと教わってきた。
たとえば、巣を作っているツバメに悪さをすると、頭が悪くなるとか、病気になるとか
おばあちゃんに言われ続けてきた。
しかし、巣を作るだけなら良いのだけれど、糞が巣の下に落ちて汚れることや、親鳥が運んできた餌が落ちてうごめいているとか(ミミズなど)で、いやがる人も多い。
実家では、へんな場所に勝手に作られては困るという事で、巣を作る場所をわざわざ作ってやっていた。
本宅に続く門(通路)
梁に支えの板を打ち付けて、巣を作りやすいようにしている。
この支えの板は、私が子供の頃からずっとあるので、もう60年以上もこのままの状態の気がする。
ところが、初めのうちは、この支えの上にちゃんと巣を作っていたらしい(その形跡は残ったまま)が、いつしか、そこを避けて、別の場所に巣を作るようになった。
今年の巣と言うのが、それである。
光るもの(CD)を吊しているのは、ツバメは光る物を嫌がるらしいので、ここには巣は作らないでほしいと、数年前に私が吊したものである。
しかし、そんなことを物ともせずに、ツバメたちは、巣を作ってきた。
だから、毎年(年によって少しずつ違うが)3月から9月にかけて、第1派、第2派と巣作りが行われ、その直下には糞と土くずが貯まっていくのである。
秋のお彼岸の時期に、地面の始末をするのが恒例となっている。
ところが、今年になって、この場所の少し離れた場所(写真では、左の窓の部屋の下が倉庫になっていて、ドアのない場所)に巣作りを始めてしまった。
そこで、これ以上、巣が完成しないようにと防虫ネットを入り口に貼り付けて、ツバメを入らせないようにした。
※実は、ほうきを吊した場所に貼り付けている段ボール紙の場所には、上部10センチほどの隙間(風通しを良くするため?)があって、そこから進入していたのが、前日の事である。(ツバメとの戦い 第1回戦 敗退)
ところがである。
次の日に行ってみると、またもやツバメが中に入って飛び回っていたのである。
どうやって入ったのかとよく見ると、隙間が空いていた。
この程度の隙間から、ツバメは進入していたのだった。(第2回戦 敗退)
そこで、私が考えたことは、当然、この隙間をなくすこと!!
もう、これで隙間がなくなった。(ツバメとの戦い 第3回戦 継続中)
これで、進入することは不可能に違いないと思って、帰ってきたのであった。