元旦の新聞を読んでいると、今年の日本の経済について、専門家が予想を立てていた。
少し気になったので、その予測を載せてみる。
この6名の経済予測であるが、私は経済とかについては詳しくはないが、森永卓郎氏だけは、テレビに良く登場されていて、なんとなく知っている。
イメージ的には、確かにそれらしいことを語ってはいるが、いまいち納得するような話を聞いたことがない。
「へえ~」と言うことはあっても、「なるほど」と思ったことがないのである。
さて、この6名の経済予測が次のようなものである。
ぱっと見、左端の数値だけ異常に見える。
他の5名の予測が、ドングリの背比べ的に見えてしまうのは、この左端の数値のせいだと、誰しも思うのではないだろうか。
この数値は、最初の6名の並び順の通りであるので、左端が森永氏であるのは言うまでもない。
この経済予測を思い出したのか、経済に全くもって詳しくない、と言うよりも、私からすれば、ど素人である妻が、食事中に私に話しかけてきた。
「1人だけ変な数字を出してた人がいたけど、私は絶対にそれは違うと思う。」
と、首を傾げながら言うのだった。
私も即座に、
「森永さんだろ?あの人は時々変な事を言い出す事があって、私は信用していない。」
と断言してしまった。
妻が言うには、今年は、めちゃめちゃ景気が良くなるに違いないと言い張るのである。
と言うのも、その論理が凄い。
紅白歌合戦を珍しくほぼすべての演目を見たらしいのだが、登場する歌手の皆さんや司会の着ている衣装が、例年よりも豪華に見えたと言うのだ。
美川さんや小林さんの様な超豪華で派手な衣装ではないが、かなり高価な衣装に身を包んでいるように見えたらしい。
私には、例年とさほど変わった様には見えなかったが、妻には凄く感じられたようである。
私は、紅白と言えば、昔ほどにはないとしても、晴れの舞台なんだから、着飾って登場するのは当たり前で、今年に限った事ではないと主張しても、今年は豪華だったと思い込んでいる様子だった。
その紅白での衣装が、今年の景気を先取りしていて、凄く景気が良くなると感じたらしい。
なるほどな、そのように見えた人たちが、今年は景気が良くなると感じて、旅行に行ったり、高額の商品を買ったりして、景気を押し上げるきっかけになるのかも知れないなあとも思った。
もともと、コロナの第6派が訪れて、多少の混乱は起こるにしても、ワクチン効果や人々の定着した対策によって、危機に陥ることはないであろうし、、、
それが収まった夏頃には、この2年間の鬱憤をはらすように、金の流れが激しく大きくなっていくだろうことは想像がつく。
よって、バブルとまでは行かないが、かなり景気は回復して、コロナ以前を上回るまでに経済が発展するのではないかと思っていた。
それがずっと定着するか、萎んでしまうかは分からないが、一旦回復することだけは確かであろうと思う。
その点では妻と考えが一致して、今年は明るい未来がやってきそうな予感がしている。