正月のお飾りを入れたビニール袋の裏側に、お飾りの豆知識が書かれていたが、それと同時に「十二支の縁起話と特徴」と言うのも説明してあった。
何かの役に立つかも知れないので、ここに書き留めておく。
※【 】の言葉は、その干支の特徴
子(ねずみ)
すぐに子ねずみが増え成長することから、子孫繁栄の意味がある。 【行動力と財】
丑(うし)
肉は大切な食料に、力は労働にと社会に密接に関わる干支。 【粘り強さと誠実】
寅(とら)
虎は毛皮の美しい模様から前身は夜空に輝く星と考えられた。 【決断力と才知】
卯(うさぎ)
うさぎの穏やかな様子から家内安全、跳躍する姿から飛躍を表す。株価上昇、景気がよくなる年。 【温厚で従順】
辰(たつ)
伝説の生き物=龍は瑞祥(おめでたい事が起こる前兆)と言われ、権力者の象徴として扱われた。 【正義感と信用】
巳(へび)
執念深いと言われる蛇だが、恩も忘れず助けてくれた人には恩返しを行う。稲作の守り神とも言われている。 【探求心と情熱】
午(うま)
人との付き合いが古い動物。人の役に立ち、人間も馬を大事に扱った。
【陽気で派手好き】
未(ひつじ)
群れをなす羊は家族の安泰を示し、いつまでも平和に暮らすことを意味している。羊=平和の象徴。 【穏やかで人情に厚い】
申(さる)
山の賢者で、山神の使いと信じられている。信仰の対象としても馴染み深い動物。
【器用で臨機応変】
酉(とり)
「とり」は”とりこむ”と言われ、商売などに縁起が良い干支でもある。
【親切で世話好き】
戌(いぬ)
社交性があり、忠実な動物。人との付き合いも古く親しみ深い動物。
【勤勉で努力家】
亥(いのしし)
猪の肉は、万病を防ぐと言われ、無病息災の象徴とされている。 【勇気と冒険】
さて、私は戌年生まれであるが、特徴として挙げられている「勤勉で努力家」と言うのは、まあ・・・当たってるっちゃ当たってるって感じではある。
どの干支も、差し障りのない、良い面の特徴しか書かれていないので、そんなものなのだろう。
今年は、寅年で、「決断力と才知」と言う特徴からでは、どんな年になるかは想像することは難しい。
そこで、またネットで調べてみると、今年は詳しくは「壬寅」の年と言う事らしい。
凄く難しい説明が為されていたが、私が読み取った内容だけを挙げて見ると、次のようになるようである。
陰陽五行説から見た2022年の干支「壬寅」は、「陽気を孕み、春の胎動を助く」、冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれることを表している。
「壬寅」という言葉は、春の胎動が大きく花開くためには、地道な自分磨きを行い、実力を養う必要があるといったことを指し示している。
これを私に当てはめて考えてみると、今年は、新しく華々しい事が起こることを示しており、それを成功に導くためには、自ら研鑽を深め、地道な努力を続けなければならないと言う事であろうか。