実家の庭に、サルスベリの木がある。
毎年8月の初旬に、棚経があって、お寺さんに拝んでもらう大切な行事があるのだが、
そのときに、庭のサルスベリの花が赤く染まって、とても綺麗な光景なのである。
サルスベリの花が満開になる頃に、お寺さんがやってくる・・・
そんなイメージが定着していた。
ところが、今年は、その恒例の光景を見る事ができなかった。
お寺さんは、いつもの決まった日にちに拝みの来てくださったのだが、
サルスベリの花が2つ3つしか咲いてなかった。
今年は、不作の年なのかなと思っていたら、
ひと月遅れで、綺麗に咲き誇っていた。
古い樹木なので、ちょっと心配していたのだか、時期は遅れたとは言え、
ちゃんと花開くではないか!!
安心した。