たこ焼き
今日は、このブログの根幹にまつわる話を準備していたのだが、お昼になって、急にたこ焼きが食べたい衝動に駆られ、近くのスーパーに「たこ」と「ねぎ」を買いに行った。
一応、その他定番の具材をネットで調べるも、チーズ、餅、こんにゃくと出てきたので調べるのをやめ、当初考えていたタマネギと天かすを加えて焼くことにした。
電気たこ焼き器(18個焼き)を取り出して、準備を進めた。
嫁はんが、「ちょっと草取りに」と言って、すぐ近くの実家に行っている間に準備は整った。
もう昼の12時を過ぎたので、作っているうちに帰ってくるだろうと思って、一人で焼き始めた。
油を十分敷いたつもりであったが、久しぶりなので、鉄に油がなじみきってなくてか、こびり付く、こびり付く。
竹の返し棒も焼き鳥に刺してあった竹棒なので、手に持つところが細すぎて、うまく返せない。手がつりそうになりながら、やっとの思いで形が整ってきた。
焼き色合いも良いし、棒でつつき具合も良いので一つつまんでみると、まずまずの出来具合なので、一皿目はこれで完了。
もう食べられるのに、嫁はんはまだ帰ってこない。
仕方ない、二皿目を作るか。
一皿目を作るとき、天かすを入れるのを忘れたので、今度はすべて用意した具材を入れた。こっちの方がやっぱ旨いのだろうなと思いながら。
嫁はんとあーだこーだ言いながら作って食べるのを思い描いていたのだが、すべて私が一人で作ることになった。
なんと侘びしいことか。
じゃ、私の分を先に食べますか。
ということで、たこ焼きソースの代わりに焼きそばソースをかける。
たこ焼きソースがないのは分かっていたが、わざわざ買っても次に作るのがいつになるか分からない。焼きそばソースでも大丈夫だと判断したのであったが、これが失敗。
普通のソースではないか。
焼きそばソースと言うので、もっとどろっとした物を想定していたのが、さらっとかかってしまう。
まっ、仕方ない。マヨネーズを混ぜてとろみを出すか。
私の分を食べ終わった頃、嫁はんが帰って来た。
「あら、どーも。」と言って。
「たこ焼きソースじゃないけど、それで何とかなった。」と言うと、
ふーんと言いながら、焼きそばソースをかける。
案の定、どばっとかかってしまい、驚きの声を上げる。
そして、一言。
「あっ、おいしい。行けるわ、これ。」
取り敢えず、感謝の言葉っぽいニュアンスの言葉をもらった。
たこが後1/3切れほど残っているので、今週のどこかでもう一度一人で作ろうと思った。今度は、たこやきソースを買って。
ほぼ出来たのに、嫁はんはまだ帰ってこない。