笑顔な毎日123

     趣味の充実と生活の工夫について

幼なじみのお母さんかと思いきや、幼なじみ本人だった

私の実家の近所には、幼なじみの同級生が2人いた。

2人とも、高校生までの姿しか知らなくて、離れた場所に住んでいると聞いていた。

 

1人はもう随分と前にご両親とも亡くなって、家は空き家となっている。年に1,2回程度、敷地の草刈りに帰って来るみたいだけど。

 

もう1人の家は、まだご両親ともご健在で、実家の畑に通っているときに、よく見かけていた。

 

奥さん(幼なじみのお母さん)の方は、去年くらいから足を痛めている様子で、いつの間にか、デイサービスを利用されている様子だった。

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それが、つい先日のお彼岸に、その家の前を車で通ったら、奥さんが立って若い人と談笑している姿を見かけた。

 

あれ?足が治ったのかなあ。杖もつかずに立っているとは・・・。

と軽く思っていたのだが、昨日も、同じように奥さんと若い人が談笑しているのを見かけ、前回も車に乗った私を見ていた様子だったので、あいさつくらいはしておこうかと、直ぐ側に車を止めた。

 

すると、その奥さんが、私の顔を見て、にこっと笑っていた。

 

そう言えば、いつも見かける姿よりも幾分若作りの様にも見える。

 

私は気が付いた。

それは、幼なじみのお母さんではなくて、幼なじみ本人なのではないか?

顔も体型もそっくりなんだけどなあ。今まで、杖をついた姿しか見たことなかったのに、杖が必要なくなる筈もないし・・・。

 

そこで、恐る恐る、声を掛けてみた。

「○○ちゃん??」

 

そして、返ってきた第一声が、

「年取ったなあ・・・。」

だった。

 

そこから、会話が弾んだが、車を道路に止めたままだったので、早めに話を終えて、車を走らせたのだが、、、

 

とっくに定年を迎えているはずなのに、まだまだ現役でバリバリ働いていると言う。

同じ市内に住んでいるので、よく通っているのだそうな。

 

聞かなかったけれど、少し若く見えた人は、娘さんだったのかもしれない。

 

この前見かけたのは、お墓参りだったのだろう。

お母さんもデイサービスを利用されるようになったので、ときどき世話をしに帰ってくるようになったのだろう。

 

奥さん(お母さん)の方は、足を痛めて前屈みの姿勢になっているが、お父さんの方は、いつも背筋をピンと伸ばして歩いたり、軽トラを運転する姿を見かけているが、なんと90歳を越える年齢だとの事。

 

いつまでも元気な様子で羨ましいですなあと言って、さよならをして帰ってきた。

 

歳を取るといつの間にか、親にそっくりになるもんだなあとつくづく思う。

 

昔、よく話題にしていた芸能人で、、、

寺尾聰が父親の宇野重吉にそっくりだと言う話を思い出した。

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ルビーの指輪の頃              最近の寺尾さん

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宇野重吉さん